「自宅で入院する」という選択肢
自宅でがん治療、自宅で感染症治療、自宅で術後ケア、自宅で周産期ケア。フランスの「在宅入院制度」を見て、日本の在宅医療の未来を考えた。
佐々木 淳
2026.03.16
読者限定
一昨日、フランスから帰国した。
今回の訪仏の目的は、在宅医療の拡張性を検討すること。
日本と医療制度の類似点が多いフランスだが、在宅入院(HAD: Hospitalisation à Domicile)という日本にはない仕組みがある。
日本は「ときどき入院・ほぼ在宅」をスローガンに、慢性期・安定期にフォーカスした在宅医療を提供しているが、フランスでは「なるべく入院しない」ために急性期・治療期にフォーカスした在宅医療=在宅入院を推進している。